Mercedes-Benz 社より1億8500万円のヨットが登場
“Silver Arrow of the Seas”
2012年に開催されたモナコ・ヨットショーで初めてそのコンセプトが発表された「Mercedes-Benz」社のフューチャリスティックなヨットがついに登場した。“Silver Arrow of the Seas”と呼ばれるこの定員10名、全長14メートルほどのこのモーターヨットは、「ヤンマー」社製の480馬力のパワーを持つツインディーゼルエンジンを備え、最高速度は40ノット(時速約74キロ)以上となるそうだ。その開閉式の大きな窓が備えられたヨットの内部にはトイレや更衣室、ワインセラーや製氷機、ハイクオリティのオーディオシステムやエアコン機能が備えられており、そのラグジュアリーなインテリアには、ヌバックレザーやユーカリ材が使用され、海原からインスピレーションを受けた淡いブルーやグレイカラーで内装が統一されている。まずはその近未来的なデザインを上のフォトロールからチェックしてみよう。
なお、“Silver Arrow of the Seas”はこれまでに10艇のみ製造されており、1カ国につき1艇という制限付きで販売されるそうだ。価格などのオフィシャル情報はまだ明らかになっていないが、170万USドル(約1億8500万円)ほどになるのではないかと予想されている。