Nirvana のファイナルツアーで使用した Kurt Cobain のギターがオークションに

「Nirvana」が1993年の『MTV Unplugged』に登場した際に着用していたアクリルセーターをはじめ、ここ数カ月間で「Kurt Cobain」のアイテムが数々オークションに出品されているが、新たに〈Fender〉の「Stratocaster」が追加された。このブラック/ホワイトのストラトは、ただのギターではない。「Nirvana」のファイナルツアーで〈Fender〉が左利きのKurt用に5本提供したうちの1本なのだ。〈Fender〉がライブの最後に「Mustang」を破壊されることを危惧して用意したストラトは、1994年2月16日にパリ・レンヌで開催された解散ライブでも使用。壊れていたギターは、ほぼ完璧に修理されているため演奏も可能だが、ボディの傷などはそのまま残されている。

売り手によると、5本限定で製造されたストラトのうち、2本は取り返しがつかないほど破壊されてしまったようで、このギターはKurtのギター技術士「Jim Vincent」から譲り受けたものだという。落札予想額は、140,000ドル（約1,525万円）。オークションは、2016年5月20日（金）まで開催されているので、気になる方はこちらから詳細をチェックしてみてはいかがだろう。