The 2016 Sony World Photography Awards の受賞者が発表
名誉ある大賞“L’Iris d’Or – Photographer of the Year”賞に選出されたのはイラン人フォトジャーナリスト「Asghar Khamesh」氏
「Sony」社が支援する世界最大規模のフォトコンペティション「Sony World Photography Awards 2016」の授賞式典が4月21日(木)にロンドンで開催され、プロフェッショナル部門(14カテゴリー)、一般公募部門(10カテゴリー)、スチューデント・フォーカス部門、ユース部門からなるコンテストの受賞者が発表された。プロフェッショナル部門には世界中から127,098作品もの応募があり、その中から名誉ある大賞“L’Iris d’Or – Photographer of the Year”賞に選出され、賞金25,000ドル(USD)が授与されたのは、イラン人フォトジャーナリスト「Asghar Khamesh」氏。同氏は自身の出身国であり、現在政治的に非常に不安定な中東・イランに生きる女性や子供の姿を撮影した“Fire of Hatred”というタイトルのフォトシリーズを制作し、今回この大きな名誉を勝ち取った。
また約9,5000作品の応募があった一般公募部門の最優秀賞“Open Photographer of the Year”賞には日本人の「野見山桂」氏の作品“Low Light”が輝いた。また「Sony World Photography Awards 2016日本部門賞」には、野見山氏を含めた4名の作品が選ばれている。
「Sony World Photography Awards 2016」の日本での受賞作品展は、『ソニーイメージングギャラリー 銀座』にて今秋開催予定。詳細な情報はまだ分かっていないので情報のアップデートを待とう。各部門の受賞作品や最終候補作品はこちらよりチェック。