世界で最も高価なステーキの味は?
400日以上ドライエイジング(乾燥熟成)された、味・価格ともに究極のステーキ
もはや日本の“和牛ブランド”は世界中の美食家達にしてみても、そこまで珍しいものではなくなっているが、今回ここで紹介するステーキは普通の和牛ステーキとは一線を画するものである。最高ランクのA5ランク和牛を使用するこのステーキは、400日という長い時間ドライエイジング(乾燥熟成)させたもので(乾燥熟成肉を使用する一般的なステーキは28日間程度のドライエイジングがなされる)、旨味や肉の柔らかさを極限にまで高めたものであり、これまでにない食事体験を与えてくれるものである。
今までにないある種実験的な意味合いも持つこのステーキはニューヨーク州ロングアイランドにあるレストラン『Mu Ramen』の「Joshua Smookler」氏によって作られるものであり、“肉を食べることに関してはプロフェッショナル”だと自称する「Nick Solares」氏が幸運にもその特別な肉を生の状態や焼いた状態、真空調理をして寿司のように握った状態など、さまざまな形で享受したようだ。その特別なステーキは軽く1000ドル(USD)を超える価格であるそうで、ほとんどの人には上のビデオの中でSolares氏が体験したその至福の体験を夢見ることしかできないであろう。その様子が記録されたビデオの音声は英語のみでの閲覧になるが、十分で目だけで楽しめるものとなっているので是非チェックしていただきたい。