adidas を支えているセレブは Kanye ではなく Pharrell?
〈adidas〉のリアルマネーメーカー
日々注目を集め、話題となっている「Kanye West」の〈Yeezy〉だが、実際の〈adidas〉のマネーメーカーは他でもないあの「Pharrell Williams」のようだ。昨年同ブランドとPharrellが行った“The Year of the Superstar”の数々のリリースによって注目されたクラシックシルエットは、メタリックやグロウ・イン・ザ・ダーク、のモデルも含め、1年でおよそ1500万足も売り上げたという。
一方〈Yeezy〉は全て入手困難なリミテッドエディション。〈Nike〉に対抗するエッジーで話題性のあるラインは、売り上げの貢献というよりPR面で〈adidas〉を助けていたと言えそうだ(現在〈Yeezy〉によって〈adidas〉はInstagramで最もポピュラーなスニーカーブランドとなっている)。
更にラグジュアリーファッションからも定番アイテムとして捉えられるモデルが多い〈adidas〉。「Stan Smith」は「Phoebe Philo」が率いた2014年の〈Céline〉のランウェイでも着用され、性別、スタイルを超えて人気のモデルだ。結果として現在、〈adidas Originals〉の売り上げは〈adidas〉社を支える売り上げの46%を占めているという。