Nike が Maria Sharapovaとのスポンサー契約を停止
薬物使用の陽性反応により、大企業との契約停止
〈Nike〉は、女子テニス界のクイーン「Maria Sharapova(マリア・シャラポワ)」へのスポンサー契約を一時中断すると発表している。全豪オープンのドラッグテストで禁止薬物の使用が検出されたことによるものだ。5回のグランドスラムを制したロシアのスターは、世界アンチ・ドーピング機関が今年から新たに指定したメルドニウムという薬物を、自身の健康のために摂取していたという。メルドニウムは糖尿病ケアやマグネシウム摂取を促す薬物として使用されていた。〈Nike〉はこの薬物陽性反応に対して「突然のあまり驚きを隠せない」としており、契約の停止も、事故や過失によるものであれば撤回される可能性もあるとのこと。〈Nike〉と並びスイスの時計ブランド〈TAG Heuer〉、高級車メーカー〈Porsche〉との契約も凍結となっている。昨年は2950万ドル(約33億円)を稼いだとされる彼女。世界一の収入を誇る女性アスリートとしてランキングされていたSharapovaの今後はどうなるのか? 『Reuters』にてフルストーリーが掲載されている。