2016年ベストCDセールスのトップを飾ったのは、ドレイクでもビヨンセでもない音楽家
誰もが予想していなかった人物がトップに
ツアーやプロモーション活動はせず、何なら過去2世紀前に他界している Wolfgang Amadeus Mozart(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト)が、なんと2016年ベストCDセールスのトップを飾った。『Billboard』によると、今年モーツァルトは合計125万枚を売り、Drake(ドレイク)や、Kanye West(カニエ・ウェスト)、Beyoncé(ビヨンセ)などの記録を破った。今回の結果に至った理由は、200枚以上のCDが収められ、合計240時間以上ある最新アルバムボックスセット『Mozart 225: The New Complete Edition』の発売によるもの。モーツァルト没後225周年を記念してリリースされ、モーツァルトファンにはたまらないこのアルバムは「一人の作曲家に専念したアルバムの中で、ここまで学術的でコンプリートなものはないであろう」と評価されている。しかし今回ボックスに含まれたCD一枚一枚がカウントされているので、ボックスセットを実際に購入した人数は6000人ほどだという。