Tinder がセクシュアル・マイノリティの人たちにもフィットするように大幅に刷新

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世界中に膨大な数のユーザーを抱えるFacebookを利用したマッチングアプリ「Tinder(ティンダー)」が、これまで以上に様々な人にフィットするようにジェンダー(性別)に関する大幅なアップデートを加えた。

現時点では日本版の「Tinder」においてそのアップデートを確認できていないものの、アメリカ版ではこれまで自分の性別を“Man(男)”か“Woman(女)”しか選択できなかったものが、新たに“Trans Woman(トランスウーマン)”や“Transgender(トランスジェンダー)”など新たに35に及ぶカテゴリーが自身の性別を選択する欄に追加された。また自分のジェンダーを表現するのにぴったりな言葉がその中に無かった場合、自分の言葉で自由に表現できる記入欄も新たに追加されている。

「Tinder」社のCEO、Sean Rad(ショーン・ラッド)は今回のアップデートについて以下のようなコメントを発表している。

例えセクシュアル・マイノリティの方であろうとも、どんなユーザーにもTinderを通してより良い経験をユーザーの方に供給することこそが我々のゴールなのです。

最近は日本においても以前よりずいぶんとセクシュアル・マイノリティに関する社会運動などが活発化してきていることを感じるが、それでもまだ一部の人達からは白眼視されていることも事実。最近では次期アメリカ大統領になる予定であるDonald Trump(ドナルド・トランプ)がその選挙活動中にセクシュアル・マイノリティの人たちに対する過激な発言をしたことが話題となり、当選後の現在もセクシュアル・マイノリティにかぎらず様々なマイノリティの人に対するヘイトクライムが全米中に広がっていることがニュースを賑わせている。そのような悲しいニュースも耳に入ってきてしまう現代だが、今回の「Tinder」社の決断のように、様々な価値観や多様性に寛容な人や企業が更に増え、世界が今よりも多くの人にとってより良いものとなることを願いたい。

今回のアップデートに際して「Tinder」社が公開した、セクシュアル・マイノリティにフィーチャーしたスペシャルビデオは下よりチェック。

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