移籍金詐欺の疑いでネイマールに禁錮2年と罰金約12億円の求刑
メッシに引き続き、ブラジル代表のエースも告発される
スペイン検察が「FC Barcelona(FC バルセロナ)」のFW・Neymar(ネイマール)に禁錮2年と罰金約12億円を求刑した。Neymarは2013年に前所属のブラジルのクラブ「Santos(サントス)」から移籍の際に、彼の保有権を40%を所有する投資グループ「DIS」に対して支払額を本来よりも低額で申請。実際の移籍金は約98億円であったが、それを20億円も下回る約67億と申し出ていたようだ。
以前、チームメイトのLionel Messi(リオネル・メッシ)も脱税容疑で懲役21ヶ月の判決を下されていたが、スペインでは24ヶ月以内の実刑判決は執行猶予となることが多く、Messi側がすでに修正申告として同額を支払っていることから実際に刑務所に入ることはなかった。Neymar側はこの詐欺行為を否定しているが、近い将来に法定で正式な判決が下されることになるだろう。