Karl Lagerfeld に脱税疑惑

世界的なファッションアイコン「Karl Lagerfeld」の脱税疑惑の行方は?

ファッション
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フランスの週刊誌『L’Express』が、世界的なファッションアイコン「Karl Lagerfeld」の脱税疑惑を報じた。税務当局は、〈Chanel〉と〈Fendi〉のクリエイティブ・ディレクターがアイルランドや英領ヴァージン諸島、デラウェアといったタックスヘイブンを使用し、数千万ユーロの申請を怠ったとして調査を進めているという。

また『ABC News』によると、Karlは「法から逃れることはできない」と、Karlのスポークスウーマンである「Caroline Lebar」に伝えたようだ。しかし、彼女は『L’Express』のなかで「税務手続は進行中です」と述べるにとどまっている。

今回のケースに〈Chanel〉と〈Fendi〉は関係しておらず、Karlが手がけるブックストア『7L』を中心に捜査が進行。『7L』のビジネスは決して大きいものではないため納税もわずかなものだが、調査当局はKarlがフォトグラファーとしての収益をフランス政府から隠蔽するためにこのブックストアが節税措置を担っているのではないかと踏んでおり、その額は$20 million USD(約26億円)にも及ぶようだ。

近年はデザイナー以外でも利益を得ているKarl。〈Dolce & Gabbana〉のデザイナー「Stefano Gabbana」と「Domenico Dolce」は法廷での争いの末に実刑判決を下されたが、もしKarlの脱税が事実であればファッション業界に大きなダメージを与えることになるだろう。

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