Tower Records “All Things Must Pass” ドキュメンタリー
“タワレコ”の繁栄と衰退を描いたドキュメンタリーフィルムのトレイラーが到着
1960年、町の小さなドラッグストアの一角で開業した『Tower Records』は、瞬く間に事業を広げ、5大陸、30カ国に200店舗を構える音楽界最大手の小売業者へと成長していく。そして1999年には(当時金額)10億ドルもの売り上げを記録するまでに至った。しかし、そのたった7年後、『Tower Records』は著しい業績悪化に伴い倒産。アメリカ国内の店舗は全て廃業となった。一体何が起きたのか。
「Colin Hanks」監督はその疑問を軸に、本作『All Things Must Pass』を制作し、今年初旬に行われた「SXSW (South by Southwest)」で高評価を獲得した。作品は、マーケットのデジタル化とインターネットダウンロードやオンラインブート盤の急速な普及、「Bruce Springsteen」、「Elton John」「Dave Grohl」ら豪華出演者のコメント、そして創設者「Russ Solomon」のレガシーを追った、見応えのあるドキュメンタリーとなっている。アメリカでは今年10月15日より公開予定。