Sneakers: Shigeyuki Kunii of mita sneakers

業界屈指のスニーカーヘッズのコレクションを紹介する新企画“Sneakers”の第2弾に、東京より世界のスニーカーシーンをリードする『mita

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業界屈指のスニーカーヘッズのコレクションを紹介する新企画“Sneakers”の第2弾に、東京より世界のスニーカーシーンをリードする『mita sneakers』の「国井栄之」氏が登場。上野の“シティーアタック”シリーズや、『mita sneakers』との共同企画である“SMU(Special Make Up)”シリーズの中から、厳選された10足を〈Nike〉のみに絞ってピックアップしてくれた。

共同企画というトピックの中では、普遍性をもちながらも意外性のあるデザイン、発色や素材、地域性などで東京のスニーカーカルチャーを表現していると語る国井氏。2000年に初めて〈Nike〉と手を組みリリースされた「Air Footscape」を皮切りに、これまで数々の名作を生み出し、スニーカーフリークたちを虜にしてきた。細部にまでこだわり抜かれた珠玉のスニーカーを、この機会にお見逃しなく。


Air Max 95 Neo Escape “mita sneakers”

1980年代後半に登場し人気を博した「Escape」シリーズより、21世紀版として登場した「Neo Escape」。時代の変化に対応した進化を意味する“NEO RETRO”をコンセプトに、都市生活にフィットするファンクションを搭載している。キーカラーであるケミカルブルーは、東京のアスファルトの上で存在感を放つ道端に置かれたポリバケツから着想を得ている。2004年リリース。


Air Force 1 温故知新 “mita sneakers”

オーストリッチ型押しレザー、デュラバック、パテント、リフレクターなど、多様なマテリアル使いが先鋭的と、当時話題を呼んだ1足。1980年代、1990年代、2000年代と、その時代を象徴するマテリアルを落とし込み、これまでのスニーカーシーンにおける時代背景と進化を表現している。また、高性能なマイクロファイバーポリエステル素材からできている“Dri-FIT”をいち早く採用し、タウンユースでも機能性を体感できるアップデートを施している。2004年リリース。


Air Force 1 SAKURA “上野 / CITY ATTACK”

「Air Force 1」をベースに、シティーアタック上野限定モデルとして、木製スペシャルボックス入りで桜の開花日にゲリラリリースされた逸品。さまざまな分野でフリーハンドの絵を提供している絵描き「sneakerwolf」氏にオファーし、上野を象徴する桜のオリジナルグラフィックを、アッパーにレーザーエッチングで表現。また、ヒールには桜の花弁と「UENO」のフォントが融合したオリジナルロゴが配されている。ヒップホップアーティスト「Fat Joe」が、自身のPVで着用していたことでも有名。2005年リリース。


Trainer Dunk High 森羅万象 “mita sneakers”

〈Nike〉が誇るアイコンモデルを融合し新しいプロダクトを生み出す事を目的に始動した世界プロジェクトの先駆けとして登場したモデルで、〈Nike〉のエポックメイキングのディテールやカラーを踏襲し、その歴史をスニーカー上で表現。“森羅万象”と命名された通り、鳥類、哺乳類、魚類、爬虫類をかたどったマテリアルを採用することで、万有の生物からインスパイアされたデザインを具現化している。2007年リリース。


Dunk High Premium 08 QK UENO PANDA “上野 / CITY ATTACK”

上野、名古屋、大阪、福岡の各都市で展開された“ご当地Dunk”シリーズからリリースされたシティーアタック上野限定モデル。上野を語るうえで欠かすことの出来ない『東京都恩賜上野動物園』の”パンダ”からインスパイアされており、上質なポニーヘアーやモノトーンのカラーリングでパンダを表現している。スペシャルボックスは動物園の檻をイメージした金属籠を使用。2008年リリース。


Air Footscape Woven Chukka Monotone Leopard “mita sneakers”

『mita sneakers』のホームタウンである上野・アメ横にインスパイアされたモデル。世界でも有数のミリタリーウェアが揃うアメ横で、カモフラージュ柄と並び希少性の高いファブリックとして取り扱われているレオパード柄を採用し、東京らしく洗練されたモノトーンでカラーリングされている。2012年リリース。


Air Max 95+ BB Neo Escape 2.0 “mita sneakers”

2004年にリリースされた「Air Max 95 Neo Escape “mita sneakers”」のコンセプトやカラーリングをブラッシュアップしたモデル。高い通気性と耐久性を誇る“Hyperfuse”構造のアッパーに、東京のアスファルトからインスパイアされたグレーと、そのアスファルト上で最も映えるポリバケツのケミカルブルーを落とし込み、「Air Max」シリーズのキーカラーであるインフラレッドを随所に散りばめている。2012年リリース。


Free Woven 4.0 QS “mita sneakers”

東京のスニーカーカルチャーにおいて、ターニングポイントとなった「Air Woven」のアッパーデザインに“Free”テクノロジーを融合したプロダクトをベースにリリースされた「Free Woven 4.0」。東京の異質な夜の街並みから着想を得た“OFF CITY”をテーマに掲げ、無機質で繊細な印象と煌びやかなイメージの相反する東京の2面性をスニーカー上で表現している。2013年リリース。


Air Max 95 Prototype “mita sneakers”

「Air Max」の歴史を完全網羅したファッション誌『Boon』のスニーカームック『エアマックス完全制覇351』でも紹介され、スニーカーフリークの間で話題となった「Air Max 95」の幻のカラーリングを、プロトタイプとして発売。カラーリングなどは忠実に踏襲する一方で、ライニングに桜の花弁と「UENO」のフォントが融合したオリジナルロゴを刺繍するなど、上野のアイデンティティを織り交ぜて再構築されている。2013年リリース。


Air Max Light Premium QS 鮭児 “mita sneakers”

東京の履き物文化の中心街である上野のもう1つの顔であるフィッシュマーケットのストーリーをクロスオーバーさせたモデル。フィッシュマーケットにおいて幻の鮭と語られる“鮭児”からインスパイアされており、パーツごとのトーンの異なるグレーでコントラストを演出し、鱗を表現したレザーがコンセプトを見事に表現している。2014年リリース。

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