Nokia が 360度のVRカメラ「OZO」を発表
全8機のカメラを搭載することで360度のビデオ撮影が可能に
携帯電話事業部門が現在、〈Microsoft〉の傘下であるフィンランドの〈Nokia〉が、バーチャルリアリティ(VR)カメラ「OZO」を発表した。球体型の「OZO」は、〈GoPros〉や〈Samsung〉がリリースしてきたVRカメラとは異なり、全8機のカメラを搭載しているため、360度のビデオを撮影することができ、内臓された8個の指向性マイクにより、現場の音声を漏らすことなく録音することが可能。また、VRヘッドセットを使用することで、撮影された映像をリアルタイムでチェックすることもできるという。加えて、これまで登場したVRカメラでは生成に時間を要した低解像度の映像も、「OZO」であれば数分でレンダリングすることができ、処理能力の速さも魅力的だ。機能性や価格は、今年の秋に発表を予定しているようなので、アップデートを待とう。