THROUGH THE LENS: Dustin Adams

サンフランシスコの写真家「Dustin

アート
2,392 Hypes

サンフランシスコの写真家「Dustin Adams」は、「世界の絶景は失われる危機に直面しています。記憶には残りますが、いずれ映画のような光景になってしまうのではないでしょうか。地球温暖化、人口過多、スプロール現象などは、最終的に私たちを虜にする地球の景観の大部分を奪うことになるでしょう」と語る。

「Dustin Adams」は、写真家として、常にキャリアを積むことにストイックだ。彼の「Flickr」には700枚を超える万華鏡のような写真が掲載されており、そのジャンルでは極めて有名な人物である。光を取り込み、35mmフィルムで撮影された彼の写真は、カリフォルニア州・ベイエリアや、彼のスケートボード仲間を写すことがしばしばだ。

Dustinは、シリコンバレーの「Apple」本社で近代的なテクノロジーに囲まれているが、どんなデジタル技術も受け付けない。むしろ、彼はアナログを好み、デジタルで撮影されたものと同等の写真を撮影できる写真家だ。写真を撮る際には、細部へのこだわりは重要なポイントだが、Dustinの場合、35mmのカラーフィルムを使用して、より実験的な撮影が必要になる。Dustinは地元の人間から未使用で期限の切れたフィルムを集めてる。そして手作りの箱の上にフィルムを載せ、紙を底に敷き、上からさまざまな光を当てるのだ。そうして暗い部屋で色のついたライトを選びながらフィルムに傷をつけることが、ユニークな写真を作り上げることにつながる。

科学の進歩は、Dustinの持つ技術や才能にはネガティブな結果をもたらす。環境保護を訴える彼の写真は、彼を取り巻く景色をより美しく描写し、夢のようなシナリオを見せてくれる。Dustinが撮影する“THROUGH THE LENS”の写真は、上から閲覧可能。是非、彼の「Instagram」も併せてフォローしてもらいたい。

Read Full Article
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。