Ornamental Conifer x Levi's Eureka Lab 2015 カプセルコレクションの作業工程にフォーカス
2013年、アメリカ・サンフランシスコにある〈Levi’s〉本社のすぐ近くに設立された『Eureka
2013年、アメリカ・サンフランシスコにある〈Levi’s〉本社のすぐ近くに設立された『Eureka Lab』は、デニムのスペシャリストたちが現代のテクノロジーを駆使して現行のシルエットを染め上げ、デニムを “新たな領域へと押し上げる” 特別なラボである。その作業のクオリティはいかなるデニムメーカーも凌駕し、次々と新作をリリースしていく。
世界的に注目を集めた “Commuter Collection” もその1つだが、今シーズンはイギリスの人気ペインターで “Ornamental Conifer” として知られる「Nicolai Sclater」とタッグを組み、クリエイティブなコレクションを展開。彼はまるで少年がノートの縁に落書きをするかのように、大胆かつ純粋無垢にグラフィックを描くアーティストで、スケートボードや、Tシャツ、ヘルメット、レザージャケットなど、Nicolaiにとっては全てがキャンバスとなる。『Eureka Lab』に到着するとすぐに、彼はロール状にされた〈Levi’s〉のホワイトデニムを開き、ドローイングを開始。真っさらだったデニムがプレイフルなプリントで埋め尽くされていき、瞬く間にオリジナルテキスタイルが完成した。テキスタイルが仕上がると、次は『Eureka Lab』の職人たちがそのファブリックをカッティングし、〈Levi’s〉のシグネチャーであるトラッカージャケットと「501」のジーンズの製作へと移行。〈Levi’s〉のグローバルデザインチーフである「Jonathan Cheung」監督のもと、リベットの留め方やデザインのディテールなどに細かな指示を与えていく。そして、〈Levi’s〉のレザーパッチが縫い付けられた後に、ストーンウォッシュをかけることで、遂にヴィンテージライクな唯一無二のプロダクトが完成した。作業工程を撮影した貴重な写真を、この機会に是非チェックしていただきたい。