The Daily Cannabis Guide: カンナビスの正しい品種を求めて

「君が実際そこにはいなかった60年代を思い出すことができればね」。サイケデリックな世界観で60年代に一大旋風を起こしたバンド『Jefferson

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「君が実際そこにはいなかった60年代を思い出すことができればね」。サイケデリックな世界観で60年代に一大旋風を起こしたバンド『Jefferson Airplane(ジェファーソン・エアプレイン)』創設メンバーの「Paul Kantner(ポール・カントナー)」はそう語る。ジェネレーションX前半の多くの者にとって、マリファナの使用は精神に作用するドラッグとしての効用から、広くタブーだと考えられ、その存在はセンセーショナルな見出しとしてメディアによく現われていた。何十年にも及ぶ合法化への主張によって、世論の新しい動きはその植物の認識を変えつつある。ミュージシャン、アーティスト、政治家らに擁護され、大麻は世界のいくつかの都市で合法化されているだけでなく、病気の治療での薬用効果や症状を弱めることで教養ある支持者の手に届いている。かつては医者とディーラーが罵倒し相容れなかったが、今では同等に扱われる時代に生きている。

世界の大麻ブリーダーたちは良質の品種をつくるために、交配し、テストを繰り返し、最善の掛け合わせを求め続けている。ここではコロラドとワシントンのファームより、インディカ種とサティバ種のブレンドでできた大麻7種を紹介する。カンナビスカップ受賞の「Girls Scout Cookies(ガールスカウトクッキー)」、「Wu-Tang(ウータン)」が認めた「Gorilla Glue(ゴリラ・グルー)」の甘く土のようなアロマからシトラスの香りのある「Tangie(タンジ)」までそれぞれの品種には独特の見た目、フレーバー、匂い、化学的構成とそれに伴う効能 があり、フロリダの〈Swamp Boys〉、アムステルダムの〈DNA Genetics〉、サンフランシスコの〈Cookie Family〉の「Jigga」ら ハイブリッドを専門とするブリーダーにより作られたものだ。 今回、『HYPEBEAST』では〈Solstice Studios〉とともに、至福の一日を過ごさせてくれるいくつかの花をガイドする。

用語リスト

CBD – 「cannabidiol(カナビディオル)」の短縮形で、カンナビスで確認されている、少なくとも85のアクティブな化学的構成のうちの一つ。CBDは強い抽出物でTHCと違って、ハイにはならない。CBDはCB1受容体に対して親和性がないので、精神には作用しない。保健の専門家は副作用をミニマルに抑えられる治療を好むのでCBDには薬のように重要な利点がある。気晴らしには、ライトで官能的な幸福感を与えてくれるパーフェクトなフォーミュラとしてTHCとミックスしてもよい。THC – 「tetrahydrocannabinol(テトラファイドロカナビノル)」の短縮形で、眠気を誘ったり、精神に作用する効果をカンナビスに与えるアクティブな成分。CB1受容体が脳内に高い濃度で見られ、それらはTHCによって引き起こされるハイな状態を担っている。Sativa – サティバは熱帯から亜熱帯のひょろ長く、成長の遅いけれども強い効き目のある草。典型的にエネルギッシュで、多幸感でいっぱいのハイな状態をもたらしてくれる。日中の使用に最適。

Indica - インディカは比較的短く、円錐の草。そのリラックスさせ、無口にさせる効用はカウチからどこにも動きたくないようなハイな気分でいっぱいになる。夜に最適。

Skunk – スカンクはオランダの生産者の開発に先立つ、カンナビスのアメリカ原産種。たいていは管理された環境で室内で育つ。サティバとインディカのハイブリッドであるスカンクはTHCをもっと含んでいるので、平均的なカンナビスよりはずっと強力である。


二日酔いに

品種: Cookies & Cream (Mystery Cookies x Starfighter F2)
ブリーダー: Exotic Genetix(ワシントン)
グロワー: Cuban Grower(ワシントン)

「クッキー&クリームはまさに二日酔いに欲しいフォーミュラ。楽しかったことを笑わせてくれたり、どう感じているかを忘れさせてくれる50/50のハイブリッドだよ」


朝の目覚めに

品種: Super Lemon Haze (Lemon Skunk x Super Silver Haze)
ブリーダー: Greenhouse Seed Co(アムステルダム)
グロワー: Denver Relief

「このサティバが優性のハイブリッドはエネルギーを増強させ、休日のスタートにパーフェクト。しなければいけないことがたくさんあろうと、ゆったりと過ごそうと、このシトラス系の品種はやる気を持続させてくれる」


ワークアウトの前に

品種: Sour Tsunami #3 (Double Diesel X Ferrari X Sour Diesel)
ブリーダー: Ringo(カリフォルニア)
グロワー: Solstice(シアトル)

「ワークアウトの前には人混みには本当に行きたくないよね。サワーツナミは美しいCBD種で、解放感を与えてくれるんだ」


食事前に

品種: The White (OG Kush)
ブリーダー: Swamp Boys(フロリダ)
グロワー: Solstice(シアトル)

「ホワイトはパワフルなOGクシュで、まさに行きたいところに連れて行ってくれる。土のようなフレーバーで穏やかなウッディなフィニッシュは幸福感と空腹感を残してくれるよ」


仕事終わりに

品種: Gorilla Glue #4 (Chemsis x Sour Dub x Chocolate Deisel)
ブリーダー: Joesy Wales(場所不明)
グロワー: TKO Organics(シアトル)

「一日の仕事が終わった後、ゴリラグルーに火をつければ、すぐにハッピーなところへ連れて行ってくれる。この品種はリッチな土のフレーバーとスイートなチョコレートをしのばせたものを合わせた品種で、多幸感にあふれた状態をもたらしてくれるんだ」


出かける前に

品種: Tangie (Cali-o x Skunk Hybrid)
ブリーダー: DNA Genetics(アムステルダム)
グロワー: The Clinic of Colorado(コロラド)

「タンジはオレンジシトラスフレイバーというだけでなく、ナイトアウトにパーフェクトな、クリアで活動的な高揚感を残してくれるよ」


寝る前に

品種: Girl Scout Cookies (OG Kush x Durban Poison)
ブリーダー: Jigga
グロワー: Aurum Farms

「ここの本当にヘビーなインディカが合う人もいるかもしれないが、他はハイブリッドを選ぶ。GSCは落ち着かせてくれる効用があるんだ」


※日本では大麻の所持、栽培などが大麻取締法で禁止されています。

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