2015年に最も Google で検索されたデザイナーは?
映画『ディオールと私』にも登場したベルギー人デザイナーが1位に輝く
人々の関心を引いた今年最大の出来事や問題を振り返る“Year in Search”を公開した「Google」だが、〈American Apparel〉の倒産や「Kanye West」の“Yeezy Season”発表など、ファッションシーンでもさまざまなトピックがあった1年に思える。そんな2015年に世界一のサーチエンジンで今年アメリカ人に最も検索されたデザイナーは、映画『ディオールと私』でも話題となり、突如〈Dior〉のアーティスティック・ディレクターを辞任した「Raf Simons」だったようだ。そして、第2位にランクインしたのは自身のブランドでスイムウエアを展開する「Shoshanna Lonstein Gruss」。Shoshannaについては、今年夏に「Hulu」がアメリカの人気コメディドラマ『となりのサンフィルド』の放映権を獲得後、当時17歳の彼女が12歳年上の俳優「Jerry Seinfeld」と高校生の時にデートしていたことが明らかになり、大きな話題を呼んだ。
ランキングには「Giambattista Valli」や「Thakoon Panichgul」、「庄司正」氏、「Elie Saab」らも登場しているが、彼らはアメリカ国外の出身であることに加え、レッドカーペットを歩く著名人も着用するドレスデザイナー。Thakoonのドレスは今年4月の『ホイットニー美術館』オープンの際に「Michelle Obama」が着用しており、Elieも映画『シンデレラ』で主演を務めた女優「Lily James」が自身のプレスツアーで披露した$45000 USD(約546万円)のドレスを手がけている。
下記のファッションデザイナーの検索ランキングトップ10とあわせて、こちらから2015年をプレイバックしておこう。
1 Raf Simons
2 Shoshanna Lonstein Gruss
3 Giambattista Valli
4 Thakoon Panichgul
5 Tadashi Shoji
6 Elie Saab
7 Karl Lagerfeld
8 Christian Lacroix
9 Zuhair Murad
10 Tommy Hilfiger