Banksy がフランス情勢を示唆する Steve Jobs の壁画を制作
意味合いの強いロケーションに出現したアート作品
鬼才アーティスト「Banksy(バンクシー)」が、「 Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)」を描いた新たなアートピースを制作した。シリア人の父親を持つ「Steve Jobs」が、初期のMacなどを手に佇む姿が描かれたのは、フランスのカレーにある難民キャンプの壁。「Banksy」は自身のサイトで、“the son of a migrant from Syria(シリア移民の息子)” とキャプションをつけている。アフリカ北部やシリアからの難民が多く集まるこの場所に「Steve Jobs」を描くことで、ここ最近のフランスでの難民問題やそれにまつわる事件などを示唆している。 今後も、完成度、そしてメッセージ性の高いを作品生み出す「Banksy」に注目したい。