Va$htie Kola がアンオフィシャルで制作した Drake の“Hotline Bling” アートフィルム

脚本・監督・主演のすべてを自身で行ったフィルムが完成

ミュージック
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“Downtown’s Sweetheart”の呼び名を持つニューヨーク州オールバニー生まれのアーティスト「Va$htie Kola」。彼女が最近、自ら脚本・監督・主演した「Drake」の“Hotline Bling”のアートフィルムを製作した。恋の相手役にはロックバンド「Highly Suspect」の「Johnny Stevens」が出演するほか、「Luka Sabbat」、「Jarlos」、「A$AP Bari」の名で知られる「Young Lord」ら、若い世代のアーティストたちがカメオ出演している。

ビデオについて、「Va$htie Kola」は次のように述べている。

私と彼女とは全くの別人で、でもそれでいて同一人物なの。

2008年にこの“Lolita”っていうストーリーを書いたんだけど、その時は彼女へ共感することなんてほとんどなかった。でもそれから数年経って、仕事も私生活も、全く予想していなかった方向へ(コワイけど興奮するくらい)変わっていったとき、彼女のことを前より近くに感じたの。気がついたら自己セラピーみたいにこのストーリーを書き直していたわ。

ちょっと前まで、私は自分の意思で目立ってみたり控えめにしてみたりできていたと思うの。それに、周りにどう思われるかっていうのを自分でコントロールできていた。少なくともそうしようと努力してたわ。でもソーシャルメディアとインターネットでそれも変わってしまったと思う(あとドキュメンタリーショーに出たり〈TOSHIBA〉の全国ネットCMに出たせいもきっとあるわね)。

2015年は “いいね” と“フォロワー” と“ダイレクトメッセージ” で、知らない人と常に繋がっている感覚だわ。でもいつも思うのは、みんな私ことをどこまで理解してるのかしら? お互いをどこまで知ってるの? それって現実とどのくらいかけ離れてるのかしら?ってこと。ストーリーの中の“Lolita”はなんでも持っているように見えるわ。ドンペリも贅沢な暮らしも、周りからの注目も装飾品も。でもここ数年で学んだのは、“ように見える”ってたいして信じられないってこと。

この場で「Drake」と私の友達に感謝するわ。このビデオを作らせてくれてありがとう。

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