THROUGH THE LENS: Ja Tecson

「ハングリーであり続けるというのは、僕にとってプロセスのエキサイティングな部分だよ。自身が持てないときは自分を知るいい機会だし、ネガティブなことをポジティブにしてしまうひらめきを得たら、そこから新しい

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「ハングリーであり続けるというのは、僕にとってプロセスのエキサイティングな部分だよ。自身が持てないときは自分を知るいい機会だし、ネガティブなことをポジティブにしてしまうひらめきを得たら、そこから新しい発想が始まっていくんだ。」とフォトグラファーの「Ja Tecson」は語る。ロサンゼルスに生まれ育った彼はフォトグラファーとしてのキャリアを通して、LAの多様なサブカルチャーとそのクリエイティブなエネルギーを強く引き出した作品を制作し続けている。マイケル・ジョーダン全盛期であり、ラップ、グラフィティ、ダンスなどヒップホップカルチャーがメジャーシーンへと成長を遂げた90年代に、フォトグラファーでありミュージシャンである父と、ピアニストの母の元で育った同氏。カルチャーを十分に心得た独自のスタイルは、〈Nike〉、〈Stussy〉、〈Staple〉、〈PUMA〉、〈In4mation〉、〈Urban Outfitters〉といったブランドから支持され、クライアントを次々と獲得していった。

今回の“THROUGH THE LENS”では被写体のバックグラウンドを鋭く捉える同アーティストの、オーセンティックなストリートスタイルのポートレイトを紹介する。 これらの作品は、個人的に撮りためた作品からクライアントの依頼によって制作した作品も含め、スポーツウェア、ストリートウェアに対する彼の愛にトリビュートしたものだ。活躍の場を広げる「Ja Tecson」はロサンゼルスで開催された〈Apple〉のiPhoneフォトグラフィーマスタークラスで講演を行なうなど、2015年注目のフォトグラファーだ。

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