Interviews:Markus Freitag & Daniel Freitag が創り上げる FREITAGの世界観とこれから
1993年、「Markus Freitag(マーカス・フライターグ)」と「Daniel
1993年、「Markus Freitag(マーカス・フライターグ)」と「Daniel Freitag(ダニエル・フライターグ)」の兄弟によってスイスで創立されたバッグブランド<FREITAG(フライターグ)>。輸送トラックの幌(ほろ)などを使ったウィットに富んだアイテムは、世界中のファンを虜にしている。2013年9月には日本2店舗目となる渋谷店をオープンし、そのショップデザインのユニークさも話題だ。今回、来日した2人にスペシャルインタビューし、彼らの世界観とこれからについて伺った。
–ブランドを始めたきっかけは?
もともと二人ともデザイン関係の仕事をしていて、雨の日でもデザイン画が濡れないバッグを探していましたが、なかなか自分たちが欲しいバッグが見つからなかったのです。そこで、じゃあ作ってみようということで始まりました。最初は会社にしようとは思っていなかったのですが、いつの間にか海外に店舗を構えるまでに成長し、ありがたく思っています。
–お二人のそれぞれの担当は?
初めは自分たちでデザインしていましたが、今はデザインチームもでき、二人がクリエイティブ・ディレクターとして仕事をしています。意思決定も二人でしますし、ほとんど一緒ですね。仕事をするうえでは、兄弟のほうが遠慮なく正直に意見を言うことができますし、相手の考えていることもだいたいわかるので、メリットだと感じています。
–素材にトラックのタープを使おうと思ったのはなぜですか?
素材には機能性、耐久性、防水性の高いものを求めて探していたところ、ちょうどそれらを兼ね揃えたものとしてトラックのタープがあると聞き、使ってみることにしました。
–デザイン工程について簡単に教えてください。
まず、タープを買い付けるバイヤーが道路の上からトラックをチェックし、どのタープを仕入れるか決めます。そしてバイヤーが買い付けたタープはまず洗浄され、乾燥させた後にパターンとして裁断されます。私たちの製品はタープがあってのデザインなので、いかにいいタープ見つけるかにかかっています。最初は二人で家のバスタブを使ってタープを洗っていましたが、現在は会社の屋上で貯めた雨水でタープを洗浄し、洗う時に出る熱を使用して乾燥させるシステムを取り入れています。
–タープは主にどこの国から仕入れるのでしょうか?
主にヨーロッパで仕入れます。バイヤーは4人いて、各トラック会社から仕入れています。
–インスピレーション源は何でしょうか?
日々の生活で感じる“こういうのがあったらいいな”という思いつきや、自転車や電車、飛行機などに乗った時の景色などからもインスピレーションを受けます。あとは主に旅行ですね。家にいるとバッグは使わないので、まずは外に出ることから始まります。タープでできることは限られていますが、逆にその制約の中で作ることに面白さを感じています。
–店舗のコンセプトについて教えてください。
店舗の表と裏にある二つの道をつなぐようにイメージしました。バッグをトラックに見立て、店内の照明には実際の街灯を使用し、床には道路の白線の模様を入れたりして工夫しました。渋谷周辺に様々なストリートがあるように、ここはフライターグストリートといった感じにしました。店内にリペア工場も構え、インダストリアル感を出したのも特徴の一つです。
–渋谷に店舗を構えたきっかけは?
フライターグをもっとたくさんの人に知ってほしいという思いもありましたし、この街特有のストリート感も気に入ったからです。
–日本では先行販売されましたが、全世界で9月25日発売される新作について教えてください。
トートバッグとしてもリュックとしても使える2WAY使用です。バッグを下ろさなくても脇にあるポケットからものを取り出すことができるので機能的です。カラーと柄も豊富でレディスも持ちやすいサイズです。
–今後の展望を聞かせてください。
今は素材にトラックタープのほか、自転車のインナーチューブやシートベルトを使用していますが、それとは別に新しい素材を一から開発することも進めています。ですが、まだトラックタープに可能性を感じているので、商品開発にも力を入れ行きたいと思っています。
<FREITAG>の公式サイトはこちら。






















