Larry Clarkの新作映画『The Smell of Us』 20年ぶりの“New Kids”

90年代のニューヨークを舞台に、スケートキッズと少女らのセックスとドラッグを生々しく描き、話題を呼んだあの「Larry Clark

アート
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90年代のニューヨークを舞台に、スケートキッズと少女らのセックスとドラッグを生々しく描き、話題を呼んだあの「Larry Clark (ラリー・クラーク)」初監督作品『KIDS/キッズ』から早20年。自身初の外国語映画の新作『The Smell of Us』では、自己破壊的なパリっ子のスケーター・カルチャーをとらえ話題を呼んでいる。パーティー三昧のスケーターたちが遊んでいる、パリ市立近代美術館のすぐ裏のドーム。ここは『KIDS/キッズ』の脚本を当時21歳で書くことになったハーモニー・コリンがスケートをしていた、90年代頭のニューヨークのワシントン・スクエア・パークを彷彿とさせる。これまで短編映画の脚本しか書いたことがなかったにもかかわらず、10代後半から20代前半のパリジャンスケーターの小世界を描写するようクラークから託され脚本を担当したナント出身の若き詩人S.C.R.I.B.E.(スクライブ)、主演のLukas Ionesco(ルーカス・イオネスコ/母エヴァ・イオネスコは女優・写真家・映画監督。有名写真家イリナ・イオネスコの娘で史上最年少「PLAYBOY」誌の表紙を飾ったことでも有名。長編デビュー作となる母親が娘のヌードを撮影するという内容で物議を醸した自伝的映画『ヴィオレッタ』は日本で現在公開中。)、Théo Cholbi(テオ・ショルビ/ポストパンクバンドLust for Psychosesドラマー)、Angie Sherbourne(アンジー・シェルブールン/モデル)、Serena Thelma Perret(セリーナ・テルマ・ペレット)ら、今はまだ無名の彼らが新たに手にした成功や巨匠ラリー・クラークとの仕事についてのインタビューが『Dazed & Confused(デイズド&コンフューズド)』マガジンのデジタル版「DAZED DIGITAL(デイズド・デジタル)」にて掲載中。

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