合法化が進む北米でのマリファナの2016年の売り上げは7,000億円超え

合法化で急成長するビリオンダラー大麻ビジネス

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日本での厳しい取り締まりとは裏腹に、コロラドやカリフォルニアなど、アメリカの一部の州では医療用としてだけでなく、嗜好品としての大麻の販売・購入の合法化が進んでいるのは周知の事実。そしてその合法化によってもたらされた経済効果は、2016年も飛躍的な成長を記録したようだ。『Forbes』のレポートによると、昨年のアメリカとカナダでのマリファナの売り上げは67億ドル(約7,882億円)。『Arcview Market Research』の調べでは昨年より30%という史上最高の上昇率だったようだ。

この売り上げのうち、58.6億ドル(約6,894億円)がアメリカ国内のみではじき出された金額。この成長率と、カナダでのマリファナ使用の合法化を視野に入れた2021年の北米全体の大麻需要での売り上げは、202億ドル(2兆3764億円)に及ぶだろうとも予想されている。

『Arcview Market Research』の新編集長Tom Adams(トム・アダムス)は、「これまで私が見てきた年間50億ドルを超え、その後5年間25%もの成長率を維持してきた消費財産業は、1990年代のケーブルテレビ業界(19%)と、2000年代のブロードバンドインターネット業界(29%)のみでした」と語っている。

瞬く間にビリオンダラービジネスへと変貌していったマリファナマーケットが、今後世界にもたらす文化的、そして経済的な影響は大きいだろう。合法化によって開発の進む栽培システムや、エダブルと呼ばれるTHCが含まれた食品の質の向上や浸透など、マリファナファンの未来は明るい様子。但し、日本では未だ違法なので悪しからず。

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