退任間際のオバマ大統領がアメリカ国民に向けたメッセージを発表

Barack Obamaによるその力強い“お別れの挨拶”の内容とは

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Donald Trump(ドナルド・トランプ)の大統領就任日が数日後(1月20日)に控えるこのタイミングで、現アメリカ合衆国大統領であるBarack Obama(バラク・オバマ)がホワイトハウスのWebサイトにて“To my fellow Americans(アメリカ合衆国民の仲間たちへ)”と題したメッセージを公開。まずは下より我々が日本語訳したそのイントロダクションの部分だけでもチェックしてみて欲しい。原文はこちらよりチェック。

アメリカ合衆国民の仲間たちへ

今から8年前、アメリカ合衆国は過去100年を振り返っても見当たらないほどに危機的な状況の中におかれていました。

経済危機は渦巻き状に進行していき、それによって我が国の経済状況は深刻な不況の中にあった。アメリカ合衆国における中心的な存在である自動車産業でさえ、崩壊の瀬戸際にまで追い込まれているほどでした。コミュニティによっては5人に1人が職にあぶれるという事態にまで発展し、約18万人ものアメリカ合衆国軍兵士たちがイラクやアフガニスタンで想像も絶するほどの過酷な環境の中に置かれ、あの忌まわしきテロ事件の首謀者も当時は野放しにされていた。見直されるべき医療保険制度や環境問題についても、それに向き合うことが延々と先延ばしにされているという状況でした。

しかし、とても寒さが厳しい日であった2009年の1月20日に私がアメリカ合衆国民の前に立ち、そして皆さんに誓いを立てました。その日私は、我々が行おうとしている挑戦の数々は決して短期間で行うことのできるもの、決して易しい挑戦ではないことを伝えました。そして忙しなかった8年間が終わろうとしている今振り返ってみると、我々はそれらのことに向き合い解決に向けて挑戦していくことが出来たことを感じます。それも、アメリカ合衆国民であるあなたのおかげなのです。

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