謎の芸術家 Banksy の正体が遂に発覚!? あるジャーナリストがUKバンド「Massive Attack」のメンバーだとレポート

一人のアーティストではなく、アーティスト集団の可能性も?

アート
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Dismaland』やさまざまな場所に登場する路上アートで絶大な人気を博す、謎の覆面芸術家「Banksy」。今まで何度かアーティストの正体が発覚したかのように思われた報道があったが、すべて誤報で終わった。そして今回ジャーナリスト兼調査者の「Craig Williams」は「Banksy」の正体が、UKバンド「Massive Attack」結成メンバーの「Robert ‘3D’ Del Naja」、または彼が率いるアーティスト集団なのではないかとレポートした。

「Craig Williams」は「Massive Attack」のコンサートツアーと「Banksy」の作品が登場した時期を対照してみると、最低6回は同じ時期と場所にバンドのツアーが開催されていたことが判明した。「3D」は「Banksy」と交流があること、そしてバンド結成前の1980年代にはグラフィティアーティストだったということは以前から認めている。

2008年に当時学生だった「Robin Gunningham」が「Banksy」だと疑われた際、「3D」は以下のようにコメントした。

でももしみんなが思っているように「Banksy」が、一人のアーティストではないかもしれないよ。ここまで長年世界的に人気を博しているんだ。もしかしたら大きなアーティスト集団の仕業かもしれないということもありえると思うんだ。

「Massive Attack」のツアーと合わせて、作品が登場するというという“偶然”のほかにも「3D」が出版した『3D and the Art of Massive Attack』の序文を「Banksy」が書き出したりなど疑い深い点があるのだ。

しかし2009年に行われた『Swindle Magazine』のインタビューで「Banksy」は、「僕が10歳の時に3Dは、すでにストリートでペイントしていたよ。」と自分が「3D」であることを否定している。

一方、「Craig Williams」は「Banksyが一人ではなくても、Massive Attackを追いながら世界を回る集団ということは間違いないと思うんだ。そしてその集団のリーダーが、3Dなんではないかと思っている。UKミュージックシーンの歴史に名を刻んできたバンドが、世界的に崇拝されているようなストリートアーティストだったらとてもクールだよね。」と語った。

「Massive Attack」は今週末にBristolにてコンサートを行うので、もしかしたら新たなる「Banksy」の作品がBristolの街に登場するかもしれない。まだまだ謎が多い「Banksy」の活躍をこれからも注目したいところだ。詳しいレポート内容は『Daily Mail』(英文)にてチェックしてみて。

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