Band of Outsiders を復活させた新たなクリエイティブトリオに迫る
新生〈Band of Outsiders〉が、ストリート要素を新たに取り入れ9月に復活
ベルギーのファッションファンド「CLCC」が「Niklaus Hodel」、「Matthias Weber」と「Florian Feder」のクリエイティブトリオに「Band of Outsiders」の復活を託した。ご存知だと思うが、ブランドは昨年経営不振を理由に一時休止。ブランドはファッション業界からは愛され続けていたが、デザイナーも充電期間が欲しいということでこのような形になってしまったのであった。
今までにもファッション業界で活躍をしていた若手トリオは、アントワープにある『Royal Academy of Fine Arts』を卒業後、2012年にメンズフットウエアブランド〈WHF〉をローンチ。そのほかにも〈Dries Van Noten〉や「Kim Jones」が手掛ける〈Louis Vuitton〉、〈H&M〉など大手ブランドで経験を積んでいる。
『Business of Fashion』のインタビューにて「Matthias Weber」は、「3人とも出会って、すぐ打ち解けたんだ。アントワープのファッションスクールに通っている人で、スポーツバーに行ってサッカーを観たがる生徒は少ないからね。」と語った。長年、洗練されたビジネスカジュアルのメンズウエアを展開してきたブランドにとって、このようなヤングな3人を起用したのは新しい試みであったであろう。
カリフォルニアから影響を受けていた〈Band of Outsiders〉だが、そのコンセプトは維持するという3人。しかし今までのデザインとは違ったスタイルを展開していくという。90年代のスケートカルチャーの中で育ってきたトリオは、これからストリートの要素を取り入れたコレクションを考えているという。
三人のエクスクルーシブインタビューは『Business of Fashion』にてチェックし。なお、新生〈Band of Outsiders〉は9月にニューヨークファッションウィークにて復活を遂げる。