14年前に盗まれたゴッホの絵画2点、イタリアのマフィアが所有する家で発見
警察がドラッグ関係でマフィア組織を捜査しているときに偶然発見
2002年12月オランダ・アムステルダムのゴッホ美術館から盗まれた「Vincent van Gogh(フィンセント・ファン・ゴッホ)」の油絵2作品がイタリアのマフィア組織が所有するナポリ近郊の家にて発見された。ちなみに盗んだ犯人は2003年に逮捕されている。
14年前に盗まれ今回発見された絵画は、“スヘフェニンゲンの海の眺め(Seascape at Scheveningen9”と“ヌエネンの教会から出る人々(Congregation Leaving the Reformed Church in Nuenen)” の2点。どちらも1880年代前半から半ば頃にかけて描かれた名作で、美術史的に非常に価値がある作品とされているものだ。
アムステルダムのゴッホ美術館にいつ今回発見された絵画2点が戻されるかはまだ明らかになっていないが、まずは一度は失われた名作の無事が判明したことを祝おう。